東京アンダーワールド

東京アンダーワールド

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戦後の日本に住み着いたイタリア系アメリカ人ニコラ・ザペッティを軸にして描かれる、裏戦後史の傑作本。綿密な取材に基づいた多くの逸話には圧倒される。その中には主人公のザペッティとも仲の良かった力道山に関するものもあり、作者は、力道山の不慮の死はCIAの謀略によるものと自説を述べている。
発売当時にはこの本の帯に「映画化決定!」と書かれており、映画化されたら絶対観に行こうと思っていたのだが、未だに映画化されてないようだ。